「失敗」は怖いけど、その先にある「広がり」を信じて。

佐藤
前回の対談でも触れましたが、FORKでは採用のとき、これまでの実績や経験よりも、面接官との相性や人同士の感覚を大切にしているんです。だから皆さんがFORKの「人」から何かを感じ取って入社を決めてくれたことはすごく嬉しい。
浅羽
会社で過ごす時間は長いので、どんなに楽しい仕事でも、イヤな人たちに囲まれていたらツラくなってしまうと思うんです。その反面どんなにツラいことがあっても、信頼できる人たちと一緒なら乗り越えられる。だから「いい人たちのいる会社で働きたい」というのは、私には譲れない基準でした。入社後も、先輩たちは親切ですし、人には本当に恵まれていると実感。入社前のイメージと、ほとんどギャップがなかったです。
木梨
僕はあったな。制作会社なんで、残業や時間外労働もある程度は覚悟していたんですが、思ったよりも福利厚生が整っていて休みが取りやすい。いい意味でのギャップですね(笑)。いま2年目になって担当案件の難易度も上がり、ひとつ終えるまでのプレッシャーが重くなってきているんですけど、その代わり無事に納品できたときの達成感も増え、やりがいを感じています。
森岡
やりがいと言えば、自分がデザインしたバナーが初めて配信されたときのことが忘れられません。「私が作ったものが世に出たんだ!」ってすごく嬉しくて。でもなんだか照れくさくて同僚たちに「これ、私が作ったんだよ」と言えなかったんですよね。
杉村
言っちゃえばいいのに(笑)。僕は3人と比べて人とのやり取りが多い職種なので、納品後にお客様から「すごく評判がいい」など、リアルな喜びの声や反響をいただいたときにやりがいを感じます。社長は、これまでディレクターとして様々な案件に関わってきた経験をお持ちですが、どんな仕事が来たときに「しびれる!」と感じるんですか?
佐藤
「しびれる!」仕事ですか……(笑)。それは……大トラブルを抱えた案件ですね。
杉村
え? いわゆる“炎上”案件ですか?
佐藤
そうです。本当にいかんともしがたいトラブルに陥ったお客様から「なんとかしてもらえないか」と相談を受けることがこれまで何度もあり、そこに飛び込むのは毎回すごくしびれました。解決への責任がすべて委ねられている中、いかに舵を取って着地させるかにとことん集中する。もちろん難易度は高いですが、そういうギリギリの状況だと通常の案件をやる何倍もの経験値が積める。皆さんも、もしそういう案件に出会ったら失敗を恐れず率先してやったほうがいい。ものすごくためになりますから。
森岡
すごく力が付きそうですけど……ジョインするのはかなり覚悟がいりますね(笑)。
佐藤
限界に挑戦することってすごく大事なんですよ。一度ギリギリの状態を体験しておくと、次に似たような問題が起こったとき、前よりも少し余裕を持ってこなせるようになる。残業などの長時間労働は決して良いこととは思いませんが、「働き方改革」以降、仕事を通じて自分の限界を試す機会が減っていることも事実です。つまり、これからの時代に自分のキャパシティを広げようと思ったら、難しいことに自ら向かっていく意識がないと。先輩方が手厚くフォローしてくれる入社3年目くらいまでに、どんどん難しい案件に挑戦してみるとよいのではないでしょうか。
木梨
すごく心に染みます……というのも去年、大きな失敗を経験したんです。やってしまった瞬間は多くの人を巻込み、いろんな人に助けてもらい、胃が痛む日々を過ごしたんですが、振り返るとその失敗のおかげで押さえるべきポイントがどこか判断が付くようになり、いまは余裕を持って進められるようになっています。まさしく、社長のお話どおりだなと。
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